FC2ブログ
2021 06123456789101112131415161718192021222324252627282930312021 08
TOP > 2部考察 > 【考察】「もんどうむようっ!」2部9曲目(17)を読み解く【その2】

【考察】「もんどうむようっ!」2部9曲目(17)を読み解く【その2】 2009.04.12[日]

動画&歌詞その1その2その3その4その5

【個人的考察】
大変お待たせいたしました。
2部9曲目「もんどうむようっ!」、歌詞の世界へ入っていきましょう。


■M2Fでございます
"プーチンP世界"はメタの世界?」というキーワードを今まで何回か出させていただいてきました。
幾重にも「世界」は絡み合い、我々にあざやかな色を見せてくれます。
リンレンが耽溺し、そして立ち上がる「世界」。
その背景にある、赤いリン白いリンの「世界」。
ミクが秘密を知り、「」を探し求める「世界」。
もしもリンが『リンリンにして』しまったら、壊れていたかもしれない「世界」。
"プーチンP世界"は幾重にも重なった階層のある部分です。

さらにマクロな視点を取り入れると、
"プーチンP世界"は、
ボーカロイドの「鏡音リン・レン」や「初音ミク」を用いて作り上げられた世界の一つです。
プーチンPが作った世界だから"プーチンP世界"
作り手の数だけ、リンやレンは存在しています。
恋する女の子悲劇のヒロイン仲良し家族として。
彼らは「売れっ子の役者」。監督は、役者を所有している人間すべてです。
監督たちの形作る「世界」の中を、役者たちは生きています。

さて、「もんどうむようっ!」。
ここで考えなければならないのは、この作品がどの階層の「世界」に属しているかということです。
もう少し端的に言うならば、「ここで歌っているリンレンは誰なのか?」。


■オフショット
ここに登場するリンレンは、プーチンP連作に登場する二人と同じでいて、同じでない
似て非なる存在だと編者は考えます。

こちらを踏まえたうえで、歌詞を見ていきましょう。
「もんどうむようっ!」の大きな特徴は、リンレンが「我々の世界のことを言及している」ことです。
具体例を挙げるならば、

などでしょうか。

ここで登場する二人は、
プーチンPの楽曲と、しうかさんの絵で自分たちが成り立っていること
自分たちが「我々の世界」には存在しないことを"自覚"しています。

"プーチンP世界"舞台である」という編者の説を、ここでも当てはめることができますね。
2部「きえないひとみ。」までのリンレンは、
悲しい過去を持ち、それを乗り越えていく「鏡音リン」「鏡音レン」という役を演じていました
ここで注意してほしいのは、恐らく二人には役を演じている"自覚"がなかったということです。
しかし、「もんどうむようっ!」では、役者であるという"自覚"があります。
役者だから『普通の歌を歌ってみたいわ☆』なのです。「似て非なる存在」の根拠はここにあります。

役を「演じている」リンレンではなく、
役を「降りた」役者自身として作品を見つめている二人だと考えるとわかりやすいのかもしれません。


■作り手との融合
役者としてのリンレンの立ち位置は、非常にプーチンPと似通った部分があるのではないでしょうか。
しうかさんの絵が届く先はプーチンPですね。
絵を『チェックしてみる』のも、実際はプーチンPでしょう。
けれども、リンの手元へ絵が送られてくるような錯覚さえおぼえます。
それでもリンの言葉は『二次元で良かった!ありがとう(はぁと)』。
不思議な感じがしますよね?

リンの立ち位置を少しまとめてみましょうか。
作者である"プーチンP"と同じ場所に存在するように見えるけれど、
自分が、実在しない『二次元』の存在であることを自覚している。

今までの作品でも「作者・作品への言及」がなされていたことはありました。
『底辺P』がプーチンP自身を指示していることは、ブログでも明らかになっています。
しかし、この曲は「おまけソング」と銘打つだけあってその傾向が顕著です。
先ほど述べた「我々の世界のことを言及している」というリンレンの行為は、
すなわちプーチンPと彼らの距離が近いということ。
この曲に限って言えば、プーチンP≒リンレンと考えてもいいのではないかと思うわけです。


リンとレン、そして作者プーチンPとの距離感。
続きます。≫その3


関連記事

COMMENTS

はじめまして
こちらの考察のおかげで更に深くプーチンPワールドを楽しめるようになりました。感謝です!

えーっとこちらのページ、オフショットの項で

こちらを踏まえたうえで、歌詞を見ていきましょう。
「なやみむようっ!」の大きな特徴は、…

とありますが、「もんどうむようっ!」の間違いではないでしょうか?
それでは、これからも楽しませていただきますね!
2009-04-18 土 11:36:51 | URL | toto #- [ 編集 ]

>toto様

はじめまして!考察をお読みいただきありがとうございます。
ご指摘ありがとうございます。
(誤)なやみむようっ! → (正)もんどうむようっ!

まさしくそのとおりですね…orz
実は他の記事でも同じ間違いをしておりまして、大変申し訳ありませんでした。
今後ともびしばしご指摘よろしくお願いいたします。
2009-04-19 日 23:16:09 | URL | 編者 #- [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する
«  | ホーム |  »