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【考察】「もんどうむようっ!」2部9曲目(17)を読み解く【その3】 2009.04.13[月]

動画&歌詞その1その2その3その4その5

【個人的考察】つづき
メタ構造に見える、遊び心と謎ときヒント。
役者としての彼らが我々にもたらす手掛かりとは?
その2を読んでからご覧ください。


■あたしはだあれ?
前項で論じた「役者」としてのリンレン。しかし、彼らはやはり"プーチンP世界"に属しています。
端的なのが『初音ミク(メス豚)』という表現。
ミクを快く思っていないこと、これは2部までの物語に準拠していますね。

あくまでもリンレンは"プーチンP世界"のリンレンです。

例を挙げるならば、

そう、物語の世界の住人であることは自覚していますが、そのには出ていない。
彼ら自身に全く別の設定や「元となるパーソナリティ」は存在しないのです。
(例えば実はミクと仲良しであるとか…というわけではなさそうです)


■リンの成長
リンレンは「役者」であること、「監督」(=プーチンP)の存在は自覚しています。
普通の歌を歌ってみたいわ☆』は、プーチンPの自己言及ともいえるからです。

しかし、その他の要素を見ると「後日譚」という表現がしっくりきますね。
彼らがあの物語からどう成長していったのかを垣間見ることができるからです。
リンでいえば、ミクへの劣等感の払拭ロシア時代の肯定が歌われています。
これだけでも「リンの成長」ぶりがうかがえますが、
なによりも一番の成長は『こどもはきらい』へのアンサーではないでしょうか。

「いっしょにね!」で『こどもはきらい』と訴え続けていたリン。
その後明かされたのは、"赤の時代"で『こども』(同胞)に赤いレンを殺されてしまった過去です。
同胞との戦いによって赤いリン自身も命を落とすこともほのめかされています。

(※ネタばれ御免!反転します)
しかし、3部「ねむりたいのに!」のサムネイル画像では、
赤いリンと思われる人物が自分のこめかみに銃を突き付けているんですよね…
『あたし 同胞 撃ったの』(「なやみむようっ!!」)はおそらく事実でしょうが、
その戦いの中で自ら命を絶ったのかもしれません。


ということで、リンには『こどもはきらい』と言うだけの理由があったことが分かります。

また、「いっしょじゃない」ではレンがリンに対して
自分だけ変わったと 思うなよ イクラ!タラ!』と言っていました。
これはリンの子供嫌いを承知で、「お前こそガキなんだよ!」と怒っていたのですが、
リンにとっては『イクラ!タラ!』が最大限の暴言だったことを思い出してみてください。
(→参考:沈黙を破るとき

それを踏まえての「もんどうむようっ!」。
注目すべきはリンの『タラも好きよ』発言と"よかったですぅー"というタラちゃんの声ネタです。
「きえないひとみ。」で"内なる子ども"として登場したイクラちゃんのみならず、
(→参考:子どもたち
タラちゃんも肯定したことが表現されています。
さらに、衝撃のサビではカツオ君・タラちゃん・イクラちゃんと勢ぞろいしていることから、
リンの『こどもはきらい』という気持ちは、過去を受け入れることによってきれいに払拭されたことがわかります。


蛇足ですが『窪塚』発言について。
彼が"I CAN FLY!!"とばかりに「飛んでしまった」人物であることは、皆さんもご存じの通りだと思います。
(→参考:窪塚洋介-Wikipedia)
ピースなバイブス!』は彼の長男誕生時の名言から。
(→参考:「ピースな愛のバイブスでポジティブな感じでお願いしますよ」-はてなキーワード)
あの部分は、そんな発言が口から出るくらいに
リンがゴキゲンであることを表現しているのかもしれませんね。
劣等感の塊から、自分を『そんなあたし! (・∀・)イイ!』と言えるまでになったリンは
大きく成長しているといっていいでしょう。


細切れで申し訳ありません。つづきます。
その4

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