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【考察】「いっしょにね!」1部2曲目(02)を読み解く【その2】 2008.11.09[日]

動画&歌詞その1その2その3

【個人的考察
さてさて、2作目「いっしょにね!」です。
おしまいだぜ!」は、お話の都合上もう少し後で考察させていただきますね。


ざっくり言うと、「いっしょにね!」は、
"プーチンP世界で、うp主がリンに歌わせているリンのキャラクターソング+リンの心情"
が混ざった歌だと考えています。なんじゃい??と思った方、長文ですがお付き合いくださいませ。
(こちらの歌詞に沿って解説しています→別窓で開く

■リンの歌う『あなた』
前作『ひとりにしないで。』のメッセージと同様に、
前半で一番強いメッセージはもちろん『あなたの側にいさせて』でしょう。

では、リンがここで歌う"そばにいたい"「あなた」は誰なのでしょうか?

初音ミクWikiの「いっしょにね!」ページの名無しさん (2008-05-22 04:20:45) の
コメントをここで引用させていただきます。
「最初に聴いた時はボカロ曲に良くあるマスターへのメッセージソングで他の曲のストーリーとは関係ないのかと思っていました。
が、「いっしょじゃない…」が発表された今は…プーチンPの伏線恐るべし… 」
(原文ママ)

編者も、あなた=マスターなのかなぁと思っていたのですが、
後半明かされていく、マスターとリンたちとの関係性を見るにつけ、違和感を感じざるを得ませんでした。
だってそもそもマスター、って言葉使ってないんです。
以降の歌詞に登場するのも『うp主』、『底辺P』と表現されている。
しかもリンとうp主の絡みってほとんどなんですよね。
他の曲でリンがうp主について何か(好意なり悪意なり)感じて歌っているのかといったら、
ほとんど言及がない。非常にドライなんです。
もし、『うp主』≠あなただとすると…

おっと、その前に少しだけ「リンを取り巻く世界」について整理してみましょう。

■『初音ミク』への対抗心
"おk、緑は敵だ"タグが付く衝撃の歌詞『初音ミク(と書いてメス豚と読む)』が初めて
歌われたのがこの曲になります。今後、この呼び方がリンとミクの関係性の鍵になっていきます。

さて、リンはミクに対してどのような思いを抱いているのでしょうか?
・初音ミク(と書いてメス豚と読む)→あまりよく思っていない、嫌っている
・名前が「サビ以外の歌詞」に頻出している→無視のできない存在
・『初音ミクよりも 輝いてみせるわ』→対抗心

理由の一端が歌詞からもうかがえます。
初音ミクじゃないわよ ひどい!暴れてやるわ ワイフおやさしいのね! サラダにネギがあるわ
リンはよく初音ミクと間違えられているようです。
『うp主』の奥さんが、(間違った方向に気を利かせて)ネギ入りサラダを食事にふるまった。
これに対して、リンははっきりと嫌みを言っています。
もしかしたら、「初音ミクに間違えられる」のはリンにとって日常茶飯事なのかもしれません。焦り、怒りの種類でいえばちょうど一行Pの「下剋上(完)」(別窓開きます)といった感じなんでしょう。
先行者への対抗心と、「2番手なんて嫌!」という気持ちが端々から読み取れますね。

"プーチンP世界"はメタの世界?
先述した「リンを取り巻く世界」を今後"プーチンP世界"として論じることとします。

※注意※ここから先は、「考察」ではなく編者個人の「解釈」になります。
また、この世界観をもとにして3作目以降も考察を行っていきます。
つまり、「"プーチンP世界"の大前提をこれから定義するけど、個人的解釈だからつっこみは勘弁して!」ってことです。

心の準備はできましたか?

"プーチンP世界"のリンは、実体があります。サラダを食べたり、後の作品で(ネタばれ御免!)中学へ通っていたりします。同様に、レンは鏡音レンとして、ミクは初音ミクとしての実体をもっていて、私たちの実世界と同じような生活(だいぶ逸脱してますがw)を送っています。

ただ、彼らは人間ではありません
ボーカロイド」と呼ばれる人間ではない「何か」のようです。
ボーカロイドは歌うのが仕事。さまざまな人が彼らを歌わせます。
しかし、彼らは一人ずつしかいません。
実世界のように、「鏡音リン(というソフト)はマスターの数だけたくさんいる(ある)」わけではありません。
よって、ボーカロイドはあちこちの音楽制作者の所に出向きレコーディングを行う、人造職業歌手のようなものと考えられます。

だ か ら!
「マスター」という言葉に違和感があって当然なんでしょう。「マスター」の響きの中にある「唯一絶対の存在」「ボーカロイドとの親密な関係性」が作品群からはあまり感じられないからです。

『うp主』は「現在において」リンを歌わせる権利をもったリンのプロデューサーにすぎないのです。
どこか(クリ○トン?)で作られたリンにはリンとしての人格をもったボーカロイド。
うp主はクリ○トンと契約をして、ボーカロイドとして派遣されてきたのがリン。
うp主とリンは派遣社員と雇用主の関係と考えるとわかりやすいでしょうか。

■歌中歌だから「あなた」はいない
前置き長くなりましたが、これでやっと「いっしょにね!」の歌詞の世界に繋がるんです。
この歌、二つの心情が混ざった歌に見えてきませんか?
具体的に言うと、
・サビ『もう少し もう少し あなたの側にいさせて』:「うp主の作った歌」の一部
・それ以外(A・Bメロ):リンの心情
例えば、『メイコよりネギがあるわ』部分なら
「今回お世話になるのはこのうp主なのね。『もう少し もう少し あなたの側にいさせて』ふーん、こんな歌作るんだ。まあ、他のボカロよりも歌えるってとこを見せつけないとね…ってここの奥さんもアタシを初音ミクと間違えやがってチクショーいつもいつも間違われるなんてありえないんだけど(怒」って感じでしょうか。

だから、『あなた』には正解がない、っていうのが編者の解釈です。
うp主が考える『あなた』=うp主自身かもしれない、でも、リンの気持ちは入っていないから、
リンにとっては『あなた』≠うp主なんです(わかりにくい文章でごめんなさい)。
劇中劇ならぬ、歌中歌ってことです。

続きます≫その3

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