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【考察】「あんさつしゃ!」3部1曲目(18)を読み解く【その4】 2010.10.11[月]

動画&歌詞その1その2その3その4

【個人的考察】つづき
今回は、リンパート後半部分について考察していきたいと思います。
歌中歌で思いを伝えるリン。
その歌を受け取るはずのレンは。

その3までを読んでからご覧ください。


■画面の向こう
背景黒の間奏があけると、舞台がぐるりと反転します。

うす暗く小さな部屋にいるのは、ミクとレン。
前半部が、"画面の中"の華やかなの姿だとしたら、
後半部は、"画面の外"にはじかれたの姿だといえるでしょう。

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ぼんやりと光るテレビの光に照らされた、ミクの目は虚ろです。
「きえないひとみ。」でほどかれた髪はそのままに、鼻血を出して画面を見つめています。
ミクの鼻血には諸説ありますが、詳しくは述べません。
ドナルドを探すため、高く高く飛んでしまった代償ではないかとだけ書いておきます。

さて、そのそばにいるのはレンです。
レン自身に関しては次の曲で詳しく説明することにして、
この場面でリンが歌っている歌詞に注目しましょう。


「あんさつしゃ!」を印象だけで述べると、リンは「強気で危険でコケティッシュな女の子」像を演じています。
この像は、2部までのリン自身にも共通する印象でもありますね。
「あんさつしゃ!」が歌中歌で、作曲家が別に存在するとしたら、
作曲家がリンをモデルにして当て書きした曲、という考え方もできるでしょう。
(※当て書き:脚本などで先に役者を決めてから、その役者をイメージしながら台本を書くこと)

しかし、上記の歌詞はそのリン像にあまり当てはまらないと思いませんか?
あたしが何とかしてやるわ!』と啖呵を切ったリン様と同一人物とは思えませんね。
何というか、弱気で歯切れが悪い。そんな印象を受けないでしょうか。

ここは、歌中歌ではなくリン自身の独白ではないかと、編者は考えます。
ファンにも、そして画面を見ているミクやレンにも打ち明けられない現在のリンの心境ではないでしょうか。

キャッチ―なメロディを歌う、強気でかわいい女の子は、アイドルになったリンの表の姿
自嘲気味に、この今一瞬が『幸せなとき』だとつぶやく弱気な女の子は、アイドルに"なれてしまった"リンの裏の姿
まるで、2部1曲目「まほうはじゃどう」で強気な姿を見せていた
(そしてそれが後に虚勢だったとわかった)ミクのようです。

この部分は、聴くたびに非常に切ない気持ちにさせられます。
レンの手を取って、自ら運命を切り開いてきたリンが、
「もんどうむようっ!」でもレンとの生活を『あー日常 幸せ ゆめじゃないのね★』と
謳歌していたリンが、
これよりも幸せな時間はもうやってこない」と歌っているのですから。
何があってもあきらめなかったリンが、ですよ。
このセリフなんて、試合前に試合放棄宣言しているようなものじゃないですか。
我々のイメージするリン=2部までのリンであれば、「まだまだ幸せを感じ足りないにゃ!」と歌い
首に縄をつけてでもステージにレンを引っぱって行ったと思うんですよね。
でも、そのような覇気をここから感じることはできません。

幸せなとき』は『今だけ』で、かりそめのものだと感じているリン。
「騙す」というキーワードも、誰が誰に対して、どのような事柄を騙しているのか
この曲を聴くのみではわかりませんが、じきに明かされていくことになろうかと思います。

なぜ、ずっと望んでいたアイドルの座に居ながら、彼女はこんな台詞をつぶやくのでしょうか。
まるで、望みがすべて叶う世界に居るのだけれど、夢を見ているだけだと理解しているような。


■逆転
そう、「あんさつしゃ!」でもっとも注目すべき点は、リンとミクの立ち位置の変化なのです。

立ち位置、とひとことで言ってもその中にはいろいろな意味を含んでいたりします。
わかりやすいところから指摘します。



■Over the rainbow
2部でリンはレンを暗い過去から救い出しました。
それは、まさしく「リンが主役の、リンの物語」。
ただ、3部はどうでしょうか。リンとミクが逆転しているということは…?

また、「またあえたら☆」でレンに見せられた過去の記憶は
リンにどのような影響を与えているのでしょうか?

一つだけ、先に3部全体の考えを述べておきます。
リンは、主役から大きな秘密の中心へ立ち位置を変えている。
その秘密に立ち向かう"主役"は…?





さて、久しぶりの考察いかがでしたでしょうか。
3部は、ハッピーエンドのその先から始まる物語なんですよね。
できるだけ簡潔に行きたかったのですが、先が思いやられますorz

それでは、次の曲「なにもないもの。」もお付き合いください。

≫「なにもないもの。」(動画&歌詞)

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