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【考察】「またあえたね☆」3部3曲目(20) を読み解く【その2】 2010.10.28[木]

動画&歌詞その1その2その3その4その5その6


【個人的考察】
神威がくぽ初登場!
ミクとがくぽが「またあえたね☆」と呼びかける相手は一体誰なのでしょうか?


■ようこそ、せかいへ。
リンのステージ(導入)、ミクの小部屋(おさらい)と2部と3部をつなぐ要素の多かった2曲目までに比べて、
3曲目「またあえたね☆」は物語が動き出したという印象を受けますね。
なにより、新しい人物の登場が、この作品における一番重要な部分です。
神威がくぽ参戦です!

第1部は鏡音リン・鏡音レン、第2部は初音ミク、
第2.5部(正しくは初出:CD「アヒルアルカナ」)は巡音ルカと
使用するボーカロイドもだんだんと増えてきたプーチンPですが、ついに第3部で神威がくぽを購入。
実は、「巡音ルカ」「神威がくぽ」は、かなり前から構想として登場する予定になっていました。
その証拠ともいえるのが、2部おまけ曲「もんどうむようっ!」のレンパートの歌詞。


詳しくは、「もんどうむようっ!」の考察をお読みていただくとして(→参考:レンの成長)、
茄子:神威がくぽ、:MEIKO、フルリレロ(=マックフルーリー=アイス):KAITOといった、2部終了時には登場していないボーカロイドを象徴する食べ物が歌われています。

では、なぜMEIKO・KAITOは登場せず、神威がくぽと巡音ルカなのか。
プーチンPのブログにその答えがあります。
実はがくぽとルカを使う予定はありませんでしたw
というのも、カイトとメイコを使う予定だったんですよね。
ですが、ミクやリンレンに慣れていてカイトやメイコのシステムに不安があったんです。
で、変えましたw結局、僕の場合元々のキャラクター設定無視でやっているので
役者を変えたぐらいの感覚しかありません。
(引用元:プーログ☆ 第12回ブログ「エンターテイメント!」

彼が今後どのような役割を果たしていくのかは、後の作品で考察していきたいと思います。
ここでは、神威がくぽが"プーチンP世界"「ボーカロイドとして降り立った」ということだけ理解しておきましょう。
(ボカロ・非ボカロの見分け方として、ヘッドホンの有無がありますが、こと"プーチンP世界"にいるボーカロイド群に関しては、問答無用で「ボカロである」と定義していいのです。理由は"プーチンP世界"の秘密にあります)


■iPodのミクは、昔のミクです。
"がくぽの存在"の他もう一つ、歌詞を読み解いていく前に、整理しておくべきことがありますね。
それは、投稿者コメントに書いてあるこの言葉。
 前半のミクは昔のミクで曲名は「さいごのうた。」です。
そう、「またあえたね☆」は前半「さいごのうた。」と後半部、二つの曲から成り立っているのです。
後半部がすなわち「またあえたね☆」かどうかは、なんとも言えませんが
恐らく、構成としては
3部3曲目「またあえたね☆」
=(イントロSE)+「さいごのうた。」(ミクパート)+「またあえたね☆」後半部(神威パート)+アウトロ(ミクパート
になると思います。

1部2部を通じて、「曲調の急激な変化」「歌い手ごとに曲調を変える」のはプーチンPのお家芸ともいえます。
また、2部4曲目「またあえたら☆」はこの曲と同様のコメント(ラジオのミクは昔のミクです。)もされています。
よって今回の曲で特筆すべき点は、
  1. 曲の一部分(ミクパート)に曲名が存在する→「さいごのうた。」
    かつ、
  2. 曲の一部分(ミクパート)が、どのような意味を持つのか説明されている→「またあえたね☆」(投稿者コメント)

という合わせ技にあると考えてよいのではないでしょうか。
「さいごのうた。」を歌うミクは、時系列のどのあたりの「昔」になるのでしょうか。
こちらは、後に詳しく読み解いていきたいと思います。


■マトリョーシカ
今回は構造が重要な要素になります。
構造の話、もう少しだけお付き合いください。

「またあえたね☆」イントロ部分は雑踏のSEから始まります。街中の雑踏、サイレン、コツコツという足音、そしてあのチリチリとした特徴的な操作音。
イラストに重要な手掛かりがありますね。
mataaetane1
iPod nano(第4世代)と操作する手のアップ。
(画像はしうかさんより許可を得て掲載しています。転載はご遠慮ください)
このサイズではわかりにくいですが、iPodの画面には、曲名に「さいごのうた。」・歌手名に「初音ミク」という文字が入っています。
(蛇足ですが、第4世代iPod nanoの発売が2008年9月。2010年10月現在、最新型が第6世代ということを考えると、いかにプーチンPシリーズが息の長いものか、ということがお分かりいただけるかと思います。あの形、今見るとちょっと懐かしいですよね)
操作している手は誰の手なのか、ということはちょっと後回しにして、
ある人物が、イルミネーションがきらめく冬の雑踏の中で、
iPodに入っている曲の中から、ある曲を選んで聴き始めた。
流れ出すのは、初音ミクの「さいごのうた。」―――

この「入れ子状態」を確認できればと思います。

そう、「またあえたね☆」は、入れ子の構造をしています。
過去、正しくは「さいごのうた。」を歌った時のミクBeforeの気持ちを説明し、
それを受けて現代編の「またあえたね☆」が続くという形です。
入れ子構造をリスト化するとこんな感じ。
  1. 過去のミクが歌う、「さいごのうた。」
  2. 過去のミクが歌う、「さいごのうた。」を聴く、ある人物
  3. 過去のミクが歌う、「さいごのうた。」を聴く、ある人物を動かすプーチンP(Numtack05氏)

よって、編者は、入れ子の内側(1)から外側(3)に向かって、このような「解き方」をすべきだと考えています。
  1. 「さいごのうた。」を歌うミクは、どんな境遇・心境だったのか(ミクの心情)
  2. この曲を聴いている人物は、どのような気持ちで「さいごのうた。」を選んだのか(登場人物の心情)
  3. なぜ、今このタイミングで、初音ミクの「さいごのうた。」なのか(プーチンPの意図)

これらを読み解いていくことが、「またあえたね☆」の一番の肝になると言えましょう。


■呼応
あと、もうひとつだけ構造の話。
2部4曲目「またあえたら☆」との関係性を、問題提起だけ先にしておきますね。
曲名、構造、そしてアウトロに流れる「またあえたら☆」のフレーズ。
「またあえたら☆」と「またあえたね☆」、2つの曲は切っても切り離せない関係にあります。
考察では、こちらも整理していきたいと思います。


やっと準備ができました。いつにも増してくどくてごめんなさいorz
今回は、疑問点の明確化について、主に書いてみました。
次回からはこの疑問をつぶしていきたいと思います。

細切れになってすみません。
続きます≫その3

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COMMENTS

こんにちは。
いつもプーチンP曲を聞くにあたり、大変参考にさせていただいております。
長い間聞いていた曲でも、編者様のブログを読ませていただくと、内容を全く理解していなかったと痛感させられます。

今日書き込みましたのは、少し気になったことがあったからです。
といっても、内容のこととは一切関係がありません。
そんなことを考えられる頭は、私は持ち合わせていないので(´・ω・`)

何かと言いますと、項目「マトリョーシカ」、上から三行目の曲名が「まあたえたね☆」になってしまっていました。
ちょっとだけ笑ってしまってごめんなさい…。

せっかく書き込んだので、日ごろの感謝をと思い無駄に長くなってしまいました。
編者様のブログが無かったら、私はプーチンP作品を少しも理解できていなかったと思います。
本当にありがとうございます。

これからも楽しく読ませていただきたいと思っております。
物語の完結まで後少しですが、どうぞ最後までよろしくお願いいたします。
2011-02-11 金 08:57:45 | URL | ぱーぷ #- [ 編集 ]

>ぱーぷ様

こんばんは。コメント&ご指摘ありがとうございます。
おもいきりタイトル間違えていましたねorz
教えてくださって大変感謝しています!他にもありましたらぜひ教えてください。
プーチンP作品、本当に面白いですよね。
今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。
2011-02-13 日 00:35:28 | URL | 編者 #- [ 編集 ]

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