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【考察】番外編・プーチンP2.5部を読み解く【その3】 2009.12.23[水]

かなり間が空いてしまいました。すみません。
プーチンP2.5部特集の第3回です。ぜひ、第2回までをお読みになってからご覧ください。
前回整理した楽曲の"分類"から、キーワードを注視すべき
「ひつじがいっぴき!」「いかり」「むねがたかなるの」の3曲について、考察していきたいと思います。

3部についても内容の言及をしているので、ぜひ3部作品(マイリスト-プーチンP3部)を視聴してからお読みください。


■ミクの叫び
おさらいも含めてもう一度書きます。

アイドルとしてのミク → ドナルドを失って高く飛んだミク → (  ※  ) → 預言者(?)ミク

これが編者の考える「ミクの変化」です。
2項目までが2部、4項目「預言者(?)ミク」が3部の解釈です。
預言者といっても、完全に"プーチンP世界"から引いた形ではなく、自ら世界へコミットもしています。
2.5部を論じるにあたって、 (  ※  ) にどのようなミクが入ってくるかが焦点だと言えるのではないでしょうか。

「いかり」の歌詞を抜粋しますね。


対して、「ひつじがいっぴき!」の歌詞。
この曲は本編との関連性はあまりないと解釈します。
プーチンPは手法としてサンプリングを得意としますが、それは世界観においても同じです。
わかりやすい例でいえば、「かるぴー!」は捻れたアヒルメンバーのkalP(マイリスト)を指しますよね。
「ひつじがいっぴき!」は、これら実世界とのクロスオーバー(内輪ネタともいう)を楽しんでいる曲だと考えます。
ひつじ=ひつじP(マイリスト)を指しているようです。

ひつじPは「焦げた世界」などを発表している、非常に面白い楽曲を製作される方なのですが、
人柄的にいじられキャラらしいです。このあたりのいきさつから登場したのでしょうね。

脱線してしまいましたが、(  ※  )に入るのは恐らく、絶望の淵に沈み込み、世界の秘密を知ったミク
ではないかと編者は考えます。


■高鳴る鼓動、よろける足元
次は、巡音ルカの「むねがたかなるの♥」について見てみましょう。
ルカの曲は、全体的にダンサブルかつアダルトな印象を受けるものが多いですが、
「むねがたかなるの♥」もその流れを踏襲しています。
テンションがhighな曲ですが、歌詞を見てみると単純ではなさそうです。
徹夜、モスコミュール、賭博など、「単純に楽しんでいる」というよりは「無理やりはしゃいでいる」という
雰囲気がありませんか?

さらに2回出てくる『君がおびえ』るというフレーズ。
その直前にあるのは、『素に戻って』と『熱が醒めて』です。
推測にすぎませんが、ルカ自身も酒や薬物に耽溺していたのではないでしょうか。
また、『』は恋人(もしくは一夜を過ごした相手)だとしたら、結構空しい生活を送っていたかもしれません。
おびえるということは、ルカに対してドン引きだということになりますからね。

ルカは、なにがしかの事情を持っている。
それは、酒や賭博、薬物などの刺激によって抑圧させないといけない辛い事柄である。
また、実生活でも安定した生活があるわけではない。
恋人はいるかもしれないが、すべてを受け入れてくれるような相手ではないようである。
そのむなしさが、さらに耽溺を加速させる。

また、この曲では、『力尽きて むねがたかなるの♥』が繰り返し登場しますね。
これは彼女の破滅的な生活を示唆するとともに、
「この人生は嫌いだけど、そんな自分がかわいい。この生活やめられないの♥」
といった自虐的な性格の一端を垣間見ることができますね。

3部と照らし合わせると、彼女は過去・ロシア時代に生きた一人の女性であることが分かります。
彼女の抱える苦しみは何なのか、なぜ耽溺しているのか?
ルカの性格や人物像については、3部で詳しく述べることにします。



次回は楽曲C「ふるうのかおり」について考えていきたいと思います。

その4に続きます。
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