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【考察】「かがみのむこう>」3部6曲目(23)を読み解く【その2】 2011.01.10[月]

動画&歌詞その1その2その3その4その5その6その7

【個人的考察】
"プーチンP世界"で対峙した神威とレン。
過去と現在、二人のリンをめぐる彼らの関係性とは。


現代編の山場「ゆめにさよなら☆」を越えて、やってきました二人の対決。
今回は、曲の「形式」に注目していきたいと思います。


■寒風と野郎達
「かがみのむこう>」は、鏡音レンと神威がくぽ二人が登場する曲です。
特徴はなんといっても、テンポのいい二人の会話から曲が展開するところではないでしょうか。

それでは、全体の構成から整理していきます。
「かがみのむこう>」の形式、実は久しぶりなんですね。3部では初めてと言っていいかもしれません。
何が初めてかというと、
  1. 登場人物が同じ場所にいて、会話している
  2. 細かいパート分けがあり、より「会話」に重点を置いている
    この2つを併せ持つ形式という意味です。

まず1番目の方から比較してみましょうか。
複数の登場人物がいる、会話形式の曲をまとめてみます。

そのうち、
2部の3曲目「いっしょじゃない」、4曲目「またあえたら☆」、8曲目「きえないひとみ。」に関しては
一部のパートに会話が見られるものの、曲全体が会話になっているわけではありません
また、メイン3人のうち2人は同じ場所に存在していますが、残り1人は常にどこか別の場所にいます。

となると、より共通点があるのは
2部9曲目「もんどうむようっ!」と、3部2曲目「なにもないもの。」だと言えますね。


■冬の朝にキャッチボールを
次に、2番目の細かいパート分けがあり、より「会話」に重点を置いているという特徴について考えてみます。
前項でフィルタリングされた2曲のうち、「もんどうむようっ!」は、あくまでも"おまけ曲"という位置づけでしょう。
よって、類似形式の3部2曲目「なにもないもの。」と比較することで
「かがみのむこう>」を論じていきましょうか。

「なにもないもの。」は、『部室』にミクとレンが一緒にいて会話する曲でした。
これだけでは、「かがみのむこう>」と全く同じ特徴を持っていることになります。
しかし、「なにもないもの。」では、ミクパート2箇所にレンパートが1箇所だけでした。
細かいパート分け、とは言えませんね。
あの場面では、レンのパートを途中で挿入することで、ミクとレンが同じ場所(部室)にいて会話していることを表しています。
また、二人とも基本的には長台詞ですね。そして、二人の温度差が非常に対照的だったのではないでしょうか。
あの形式によって、
ミクの言葉をレンが聞いている(ミクパート)→居ても立ってもいられずに口を挟む(レンパート)→ぴしゃりとはねつけられる(ミクパート)
という、ミク上位の関係性がうまく表現されています。

では、「かがみのむこう>」のパート分けから、二人の関係性をあぶり出していくとどうなるのでしょう。

神威パート(1)→レンパート(a)→神威パート(2)→レンパート(b)→神威パート(3)→レンパート(c)

計6パートと、かなり細かいことがわかりますね。
掛け合いといってもいいと思います。
ここから見えてくるのは、両者の「力」が均衡しているという関係性です。
乱暴に言ってしまえば、口喧嘩みたいなものですかね。
ぽんぽんと言葉の応酬が続いているうちは、実力は伯仲しているものです。
「なにもないもの。」でレンが閉口しているように、明らかにどちらかの実力が上である表現はなされていません。


■重なる言葉、かさなる影
そう、この曲のテーマは戦い。プーチンPが『戦ってます!』(投稿者コメント)と仰っているとおりです。
戦うのは、鏡音レンと神威がくぽ。二人の男達です。
何のために戦うのか?

リンのため、ですね。

がくぽはリンを消そうとしています。
それは、彼が負っている使命個人的な恨みの感情からです。
前半について繰り返しになりますが、セリフを引用して説明します。
2曲目「またあえたね☆」における『アレが消えたんだから始末しないとな!』は、
ドナルドがリンに絶望の歌を歌わせることに失敗して、消えてしまったことと
その仕事をドナルドから引き継ぎ、リンを始末することを意味します。
また、使命自体は『あの人』=プーチン(と呼ばれている人物)から出されたものです。
しかし現在のところ、プーチンがなぜリンを消したいと考えているのかはわかりません。

後半の個人的な恨みについては、言わずもがな。
ロシア時代の同胞・神威はリンに殺されてしまったからです。
その他の感情については、「かがみのむこう>」で描写されていますので、
後述したいと思います。

レンはリンを守ろうとしています。
それは、リンに対する愛情からです。
ただ、愛情と一口に言っても、その中身は簡単なものではありません。

一番表面にあるのは、恋愛感情でしょうか。
14歳の「鏡音レン」という男の子の持つ、淡い感情です。
14歳の「鏡音リン」という女の子が好きだから、守りたい。ちょうど「ゆめにさよなら☆」に呼応する部分と言えるでしょう。
そして、その奥にあるのは赤いレンとしての記憶
赤いリンに愛情を注がれていた犬時代の感情です。
飼い主(赤いリン)への無償の愛が、現在のレンに受け継がれていたとしても不思議はありません。

そのさらに奥にある感情を忘れてはいけません。
何か?
"プーチンP世界"に対する愛着です。
現在のリンと"プーチンP世界"が切っても切れない関係にあることは、皆さんもご承知のことと思います。
リンが「絶望の歌」を歌うことは、"プーチンP世界"の終わりを意味しているからです。
世界の鍵となるリンが消えてしまうということは、"プーチンP世界"自体の危機につながると言えますね。

あれ?でもレンは、"プーチンP世界"に不信感を抱いていなかったっけ?
はい、その通りです。
2曲目「なにもないもの。」で『俺にはこの世界が よく分からないんだよ!』とミクに不安を吐露していたのは事実です。
しかし、レンは変化しつつあるのだと編者は解釈しています。
「なにもないもの。」でミクに尻を叩かれたレンは、
先述したリンと"プーチンP世界"の関係性を、おぼろげながら嗅ぎとったのではないでしょうか。
そして、あの衣装に着替えてあの場所に降り立った。
サンタクロースの衣装はは、リンの気持ちに応えるため、と同時にリンを含む"プーチンP世界"を守るため、
覚悟を決めた証なのかもしれませんね。

まとめると、レンは


続きます≫その3

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