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【考察】「たびにでよう!」3部7曲目(24)を読み解く【その2】 2011.02.25[金]

動画&歌詞その1その2その3その4その5その6

【個人的考察】
ルカの旅路と、追う人影。彼女の決心はどこへ向かうのでしょうか。
3部過去編の第2話は、海辺から始まります。

まず、今後の考察ではじめに共有していただきたいのが「時間軸」の話。
詳細は先日のコラムをご覧ください。(→詳細:tormentさんと語る、プーチンP作品の時間軸のはなし
ここではざっくりと、ルカの物語は以下の時間軸で進んでいる「お話」だということを
踏まえて考察できたらと考えています。

test1


■舞台は海
「ねむりたいのに!」でルカはロシアの同胞たちをあわてさせるような行動をとりました。
その刺客として現れたテッパンノフの手から逃れるために、彼女は逃亡を図ります。

今回の舞台は、海。
ただし、ルカがどこにいるのかということははっきりと示されていません。
特にこの国はスキよ♥』という言葉から、自国のロシアではないことはほぼ間違いありません。
また、『山梨には行かないわよ』から日本ではないかともとれる発言をしているのですが、
山梨』ではないどこかの海辺である、というだけでそれがすなわち日本であるという確証も得られません。
ここでは、「ロシアではない」どこかの海にルカが来たということで話を進めていきましょう。

ちなみに、先ほどの『山梨には行かないわよ』発言には実は小ネタが隠されています。
※一応プーチンPご本人の発言(ニコ生?)だったかと思います
「たびにでよう!」の発表は2009/10/09。実はその頃、ある事件がメディアをにぎわせていたのを覚えていますか?
それは、某タレントの覚せい剤騒動。先に旦那さんが逮捕され、子供と行方をくらまし失踪事件として大騒ぎ。
その後本人も覚せい剤の使用で逮捕されたあの事件です。
彼女の潜伏先が山梨ではないかと噂されていたことが、このセリフの元ネタと言われています。
あの人じゃあるまいし、私は『行かないわよ』といったニュアンスでしょうか。
(ただし、あくまで小ネタ。編者が定義した時間軸とは矛盾が生じますが、
あまりその部分は気にしなくていいのではないかと考えています)


■開放感
「ねむりたいのに!」までの気だるくもはりつめたような曲調から一転、今回はスカを基調としています。
また、冒頭のイラストも2部初期を思わせるような明るい色調ですね。
そして忘れてはならないのがルカ女史の変身ぶり

nemurenaia が 
ですからね。

なぜ、こんな変化が起こったのか?
まずは「変装」という意味合いがありますね。目立つ桃色の髪を染めて、色白の肌を焼く。
夏休み明けのギャルデビューみたいなものでしょうか。印象はだいぶ変わるかと思います。
しかし、理由はそれだけではありません。大きな開放感があったからだと編者は考えます。
ただ逃亡するたけであれば、海に行く必要はありませんよね。
人目に付くし、不特定多数の人間が出入りできる、ある意味危険な場所だからです。

でも、ルカは海に来たかった。それは、『バカンス』という言葉にも表れています。
これが自由というものなの?』からは、今まで体験することのできなかった未知の感情に
むしろ戸惑っているような響きさえ感じ取れます。
時間なんて気にしないの ただのバカンスならばね』では、もちろん追手からの逃亡なので
実情はバカンスとはほど遠いですが、彼女が海を選んだ背景には「せっかくだから海でバカンスをしてみたい」
という気持ちがあったのかもしれません。
バカンスという言葉、自由に戸惑いを見せる様子。
裏を返せば、彼女はとても不自由な場所にいたんですよね。
何というか、逃避行8割バカンス2割といった心情でルカはここに来ていると言っていいでしょう。


■トムとジェリー
さてさて。逃避行には追っ手が付きもの。
ルカを追いかけているのは、「ねむりたいのに!」最後に登場したウルセイ・テッパンノフです。

nemurenaib
(銃を持って部屋の前に現れています)

捕まえてみなよ? また逃げるだけよw』というセリフから、
テッパンノフは「ねむりたいのに!」で一度ルカを捕えたものの、取り逃がしてしまったようです。
ルカを追って南国まで現れたテッパンノフ。
アイツのお出まし』『美しい海に場違いな無表情』など、ルカは少なくとも
テッパンノフが追いかけてくることを予想しての行動をとっています。

「ねむりたいのに!」と今作「たびにでよう!」の間にも彼らのニアミスは幾度かあったのかもしれませんね。
追われるものと追うものが「たびにでた」結果が、この海なのだと編者は考えています。


■ダンサー・イン・ザ・ダーク
前半には、ルカの楽曲に多くみられるモチーフがいくつか登場しています。

2点挙げましたが、特に注目したいのが「ダンス」ですね。直接表現されていないまでも、
ルカの曲はクラブ系の音が多く含まれているなど、「踊れる」曲が多かったりします。
また、登場人物のうち「ダンス」という表現を用いているのはルカとミクだけです。
(リンは、番外編「ねじれたこうてい○」で『踊れ!』と1度だけ使用しています。)
彼女らの共通点が、物語を読み解く何らかの手がかりになりそうですね。


■鉄は熱いうちに打て
テッパンノフのモデルとなった人物は、「鉄風P」であると以前述べさせていただきました。
(→詳細:プーログ☆でヒント掲載中!
「たびにでよう!」では多くの声ネタを使用していますが、元ネタのほとんどは鉄風Pの声だったりします。
現在は活動を取りやめているものの、捻れたアヒルに所属し、多くの楽曲を発表していた鉄風P。
プーチンPとも交流があり、まさかの出演と相成ったわけです。

冒頭部分を抜き出してみます。
"誰かちゃんと一回びしっと言ってやらないとな"
"言ってやってよ"
"笑い声SE"
"あいつダメや あいつダメや…"


笑い声以外が鉄風Pの声。恐らく、飲み会か何かで録音されたものが元だとは思いますが、
あの声ネタを物語に添わせるならば、
"誰かちゃんと一回びしっと言ってやらないとな" → 裏切り行為をしたルカに対して
"言ってやってよ" → じゃあ、だれが制裁をしに行くの?
(他人の)"笑い声SE" → 誰も手を挙げようとしない(有能なルカを殺すのは手間、同胞を殺すという汚れ役をしたくない)
"あいつダメや あいつダメや…" → 俺が行くしかない
といった、「テッパンノフがルカの追っ手になった理由」が、声ネタで表現されているのかもしれませんね。


続きます。 ≫その3

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COMMENTS

山梨の元ネタは私にもツイッターで教えていただきましたね。
ルカたちが来たのは日本だとばかり思ってましたが、確かに他の国と言う可能性もありますね。ロシアの人はどこに観光に行くんでしょw
いつも思いますが意味段落のタイトル面白いですね^^
言われてみればルカは踊るようなフレーズが多いですね。
激しいダンスで忘れた頃にトべ! とかやばげなものもありますし、娼婦+踊り子なイメージなんですかね。
テッパンノフの声ネタの説明もなるほどと思いました。
2011-03-01 火 05:09:39 | URL | torment #- [ 編集 ]

>tormentさま

コメントありがとうございます。
ルカがバカンスに行ったのは、まあ恐らく日本ではないかと編者も思いました。
しかし、むしろ「楽曲内では明示していない」ことを見せたほうが面白いかと考え、
あの表現を取らせていただきました。本当はどこに行ったんでしょうね。
> 娼婦+踊り子なイメージ
そうかもしれませんね。露出も多いですしねw

小見出しのタイトルにつっこんでくれてかなり嬉しいです。
実はタイトルに一番時間かけてたりします。
小説映画音楽etcからの引用・パロディの塊です。
2011-03-01 火 22:48:15 | URL | 編者 #- [ 編集 ]

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