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【考察】「しあわせなの!」1部6曲目(06)を読み解く【その3】 2008.11.24[月]

動画&歌詞その1その2その3

【個人的考察つづき
その2を読んでからご覧ください。後半の急転直下を読み解きます。
(※09/01/08 加筆しました)


■レンはどこへ行った??
「さくらのしたで☆」で、馬鹿っぷりを存分に発揮していたレン。
初期化された彼は今、どこでどのような状態でいるのでしょう?

編者は2つの解釈で迷っています。

1.初期化したレンはリンに連れてこられて、今リンと一緒にいる
この場合、リンは無言のままのレンに対して
あたしが教えてあげる!』と今後の生き方を直接レクチャーしていることになります。
リンはレンに話しかけますが、レンは何も答えません
はしゃいだリンのセリフが延々と続き、第3者から見た二人の距離は今まで以上に遠くなっているよう。
けれど、リンは気付かない。
…病んでますね。

2.リンは一人。レンは他の所にいる
この場合、リンはいないはずのレンに対して
あたしが教えてあげる!』と今後の生き方をレクチャーする「予行練習」をしていることになります。
リンは脳内レンに話しかけます。すると、脳内レンはリンの話を喜んできいてくれます。
はしゃいだリンのセリフが延々と続き、第3者から見たリンは妄想の世界に浸って非常に危なっかしい。
けれど、リンは気付かない。
…病んでますね。

どちらにしても病んでいるリン。
1、2両方の場合を踏まえて"運命のインターホン"を考察してみましょう。


■運命のインターホン
浮かれはしゃいだリンの耳に飛び込んできたインターホンの音。
何度も連打されていますが、リンは気にも留めない。
あらあら おはやいのね♥ まっていたの にゃ♥』と悠然とした様子。
彼女は明らかに特定の誰かを待っていたようです。
リンは誰を待っていたのでしょう。

先日の1、2の場合で考えてみましょう。
1.(レンがいる場合)宅急便??
ロシアへ行くための準備を着々と進めていたリンは"誰か"を待っていた。
二人が渡航するためのパスポート?今のうp主との契約解除の書類?
何にしろ、新しい世界へ飛び立つリン(とレン)にとって重要なものを待っていたのでしょう。

2.(レンが不在の場合)レン
なにがしかの事情で、「後でリンの家に行く」と約束したレン。リンは脳内レンと話していたくらいですから、
さぞかし待ちくたびれていたことでしょう。

そして、リンは扉を開けてしまいます。
そこで待っていたものは、宅急便でもレンでもなく、葬ったはずの道化師だったのです。


■続々・そしてドナルドがあらわれる
葬ったはずの道化師、それがリンの前に現れました。
それは幸せの絶頂だった彼女を、恐怖のどん底へたたき落とすものだったでしょう。
その証拠に、しばらく鳴りを潜めていた「赤文字」が復活しています。
ドナルド 信じられないにゃorz 生きていたの? アッー!
一見緊迫感のないセリフのようですが、この曲で以降リンが歌っていないことや
次の曲「おなわをちょーだいっ!」で初めてメインをレンに譲ることを考えると、
尋常ではない衝撃だったことがわかります。
リンは完全に油断していたようですし。

そして影の主役ドナルドの面目躍如です。
銃声と"自然に体が動いちゃうんだ"は、銃を乱射するドナルドの姿が浮かぶよう。
"ドナルドは嬉しくなるとついやっちゃうんだ"などは、"つい殺っちゃうんだ"と聞こえてしまうほどのハマりぶり。
リンも昔取った杵柄とばかりに応戦しますが、あえなく倒されてしまったようです。


■もちろんさ♪
しかしこのドナルド、1と2の場合によって
ドナルドとは誰なのか」解釈が分かれるところではないかと考えます。

1の場合、やはり扉の向こうに現れたのは売人でしょう。
リンのセリフにあるドナルド=売人
実際に"埋めた"かはともかく、関係を切るだけにしてもリンはかなり過激なことをしたと思われます。
少なくとも、報復される程度には。
「おなわをちょーだいっ!」のレンは、
売人VSリンの攻防のどさくさにまぎれてカバンを奪って逃げたことになります。
ただ、リン側に「"埋めた"はずの売人が報復に来る」と恐れていた様子は見られません。
そこまで考えが至らなかっただけかもしれませんが、
ロシア時代の(少なくとも銃を扱える程度には)知識があるはずのリンには考えにくいことです。
もう少し警戒してもいいような…

では、2の場合はどうなるのか考えてみましょう。
2の場合、驚くべきことに、
扉の前に立っていたのは レ ン だ っ た 。だとしたら?
リンはもちろん何の警戒もせずに扉を開けるでしょう。
レンは、初期化されて自分の思い通りに動かせると信じているのですから。

しかし、扉を開けてからリンは気づきました。
そこにいるのが、愛しいレンではなくドナルドだということに。

売人ドナルドとレンが結託していたのなら話は別ですが、
(インターホンの前に立っていたのはレン、リンが扉を開けてから売人ドナルド登場)
編者が思うに、売人ドナルド≒ドナルドなんです。
ドナルドという名前は持っているけど、もっと格下なんです。
埋められて、売人ドナルドはもう舞台から降りたのです。

だから、リンのセリフにあるドナルド=幻覚としてのドナルド、薬の隠喩としてのドナルド
でもこのドナルドには実体がありません
それなら、リンを攻撃したのは誰か?

レ ン だ と し た ら ?

すると、次の曲「おなわをちょーだいっ!」の導入がすごくわかりやすくなる。
レンは記憶を取り戻すために、リンを襲い、カバンを奪ったのです。

しかし、これではドナルド=レンになってしまい、いろいろ辻褄が合わなくなってきます。

ここで、編者は「ドナルド状態」という言葉を定義します。
"らんらんるー☆"や笑い声、"ララララ☆ハッピー"が薬物によるトリップを隠喩するのであれば、
逆にトリップした者たちを総称して「ドナルド状態」としましょうという定義です。

平たく言えば、「薬物中毒者」=「ドナルド状態」と考えてよいでしょう。
すると、売人ドナルドは、「ドナルド状態(薬物中毒者)の売人」となります。
扉の向こうに立っていたレンも、
リンいわく、
『ドナルド(状態に戻っちゃったよレンが…) 信じられないにゃorz
(捨て去ったはずの薬物がまだ)生きていたの? アッー!』
となるわけです。

(※ネタばれ御免!反転します)
2部「みえないよるに。」にある『離されて君は犬に 近付いてたぶらかした…』は、
この場面のことを指していると考えます。
リンに「捨てられてしまった」(幻覚としての)ドナルドは、
もう一度自分(幻覚)の世界に来てほしいと考え、初期化されて不安定な犬(レン)をたぶらかした。

「お前の記憶はそこにある。彼女を倒し、カバンを奪え」と。

目的はおそらく、リンに自分(幻覚)の世界へ来てもらい"絶望の歌"を歌わせるため
彼女の弱点ともいえるレンが、彼女を裏切り、薬物にまた走ったらどうでしょう。
彼女への衝撃はすさまじく、彼女は壊れてしまうでしょう。そこが狙いだと考えられます。


以前述べたように、(参考:続・そしてドナルドがあらわれる
リン、レン、ミクはいわば「"プーチンP世界"のリンレンミクを演じる"俳優"」なのに対し、
ドナルドは「"プーチンP世界"を彩る"道化師の仮面"」なんです。


仮面は当初売人がかぶっていましたが、
この場面では、レンが"道化師の仮面"をかぶっていたのです。



1、2の場合でそれぞれこの場面を解釈してみました。

別解釈としては、
 レンにおつかいを頼んだ(パシリに使ったとも言う)リン。
 『甘納豆 食べたい はやく 買いにいきな♥ ね?
 意外にも、和菓子党なんですね。
 『バイバイ! また後で にゃ♥ しあわせだわ!
 いってらっしゃいとばかりにレンを送り出し、浮かれ気分。
 『会いたい プーチン様 にゃ♥ 帰りますわ☆
 レンを待ちつつ幸せに浸るリン。鼻歌のひとつも飛び出してきそうです。
 "インターホンSE"
 おつかいに行っていたレンが帰ってきたみたい。
 『あらあら おはやいの ね♥ まっていたの にゃ♥
 と思ったら、
 『ドナルド 信じられない にゃorz
 とも読み取れますね。
 この場合どちらにしろ、リンが待ったいたのはレン。
 ドナルドの正体は、"売人ドナルド"もしくは"ドナルド状態のレン"になります。


本当のところ、どんな状況なのか読み取るのは難しいですね…。



さて、ここでリンは凶弾に倒れ、レンはカバンを盗み走り出します。
初めてレンがメインをつとめる「おなわをちょーだいっ!」もどうぞお付き合いください。

≫「おなわをちょーだいっ!」(動画&歌詞)

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