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【考察】「みえないよるに。」2部7曲目(15)を読み解く【その3】 2009.01.23[金]

動画&歌詞その1その2その3その3exその4その5

【個人的考察つづき
"彼"といられる時間はもう長くない。

その2を読んでからご覧ください。


■ミクはどこへいった?
"いってみよう!"と『初めて君とデート☆』。
パート」ではデートに出かけるドナルドとミクの様子が描かれています。
行先は…恐らく遊園地ではないかと推測します。
観覧車』というキーワードと、「メルト」スタイルのミクの背景が、
緑の多い公園のようなところとして描かれているからです。
きえないひとみ。

しかし、編者が考える、ここでのドナルド=実在しない「幻覚の世界の住人・ドナルド」。
ミクが薬物を使用し、幻覚の世界へ『ぶっ飛』ぶことによって逢瀬を重ねていたはず。
遊園地やジャズバーは、いったいどの世界にあるのでしょうか?

1.幻覚の世界に存在する
あくまでもドナルドは実在せず、幻覚の世界でデートをしている。
遊園地やジャズバーも、もちろん幻覚の世界の中。
幻覚の世界にミクの精神がダイブしているというイメージ。
現実のミクはどこかで一人閉じこもって、トリップしているという説です。

一見、何も問題なさそうなこの説。
しかし、編者は少し引っかかりを感じています。
初めて君とデート☆』と、わざわざミクが言っていることです。
"幻覚の世界"というものが、我々の現実とあまり変わらない世界(遊園地やジャズバーがある世界)
ならば、すでに何度も同じようなデートをしていても不思議はありません。
でも、初めて
いっしょじゃない」ですでに『』そして"大好きなんだ"という仲になっていた二人。
愛のささやきはどこで行われていたものなのでしょう?

2."プーチンP世界"の現実に存在する
あくまでもドナルドは実在しないけれど、ミクにはドナルド「見える」状態。
ドナルドは「幻覚の世界の住人」ですが、現実の世界に浮遊している。
霊感がある人と幽霊のような関係でしょうか。

ミクは、ドナルドが普通の人々には見えないことを知っていました。
ミクがドナルドと楽しく会話していても、周囲から見れば独り言。
ちょっと異様な光景になってしまうことでしょう。

ミクは、"アイドル"であることを強く自覚していたと考えられます。
頭の回転も速く、わがままさ・奔放さですらも演技。
自分でマネジメントしたキャラクター、
「アイドル・初音ミク」を常に演じていたのではないでしょうか。

ですから、他人からそのような(ちょっと変な)人間に見られることは我慢がならなかったはず。
今までは、いつも人気のないところでこっそりと愛のささやきを交わしていたことでしょう。

しかし、"彼"といられる時間はもう長くない。
アイドル・初音ミクであるというプライド<ドナルドへの気持ち
ミクがただの「恋する女の子」になった瞬間でした。

ミクはドナルドにこう言ったのかもしれません。
ねえ、『君とデート☆』がしたいな。
大丈夫、誰にどう思われてもかまわない。
そうだ、遊園地に連れてって。
私精一杯おしゃれするよ。


ミクは一人遊園地へ向かいます。『ぶっ飛』ぶための『ポテト』を持って。
見えない彼とともに。


■ドキがムネムネしてるのね
前回は、ミクがなぜ"メルトの主人公"の服装をしていたのかを論じてきました。
(→詳細:溶けてしまえたら
ここでは、同じく「メルト」に言及していた(「ちょこあげる!」)、
リンとの共通点・相違点について述べていくことにします。

現在のミクの心理ベクトルは"メルトの主人公"よりもむしろ、
過去のリンに近いと言えるかもしれません。

ドキがムネムネ』という表現(元ネタは恐らく「クレヨンしんちゃん」)は、
ちょこあげる!」でリンが使った『ドキがムネムネしてるのね?』と同じです。
では、少しだけ「ちょこあげる!」をひも解いてみましょう。

この曲は「分岐点」となる曲でした。「おしまいだぜ!」消失の"初めの一歩"。
(→詳細:分岐点
そして「おしまいだぜ!」は、恐らくリンの望まない未来の歌だと編者は考えます。
よって、「ちょこあげる!」とは、「リンの"望まない未来"が消える"分岐点"」

ややこじつけとなりますが、
同じ『ドキがムネムネ』を使用している「パート」も、同じく「分岐点」だと
考えることはできませんでしょうか。
パート」のミクにとって「パート」は、ミクの望まない未来の歌です。
よって、「パート」とは、「ミクの"望む未来"が消える"分岐点"」

同じ表現を使用するにも関わらず、結果は相反した二人。
ミクの未来はなぜ消えたのでしょうか。


■カラ元気・1
パート」、ミクとドナルドの息の合った掛け合いが非常に明るい印象を受けますね。

プーチンPの連作は、基本的にメイン3人(リンレンミク)が各パートを担当する形が多いです。
互いがコーラスを担当したり、同じパートを分け合ったりすることはほとんどありません
歌は二人で歌っていてもデュエットとはまた違う。
どこまでも「一人×2」という印象を受けませんか。

しかし、この作品のミクとドナルドはどうでしょう。
歌詞をそのまま引用すると、

 観覧車で ギュッと抱きしめて☆  "これか?"
 ささやいた            "大好きなんだ"
 君にキスをあげる
 舐める☆             "Go Active!"

完全に「二人」で歌っている歌ですね。
しかも、

 酒飲みてー! ジャズバー☆ゴーゴー!  "ゴーゴー!"

では、まさかのドナルドコーラス
二人が過ごしてきた時間の重みさえ感じてしまうほどです。

観覧車に乗ろう。キスしようよ。次は何に乗ろうか。早く行こ!
初めてのデートにはしゃぐミクと、やさしく微笑むドナルドの姿が目に浮かんできます。
あなたといられて、本当に幸せよ。


■カラ元気・2
しかし、コミカルな「パート」にも暗い影を感じる部分があります。
一つは『見てっ! わたしの目を』ののドナルドのセリフ。
"この本前に読んだなー"。
明らかにミクの目を見てません
二人の順番が順番が逆だったら、非常にわかりやすいです。
一緒にいるのに本を読んでいる彼、失礼しちゃうわ!『見てっ! わたしの目を』。

けれど、そういう状況ではありません。
目を見つめてほしいのに、相手は見つめ返してくれない。
でも、ミクはそのことに言及せず、『手をっ! 離さないで☆ さてと ポテト 食べようか!
と明るく続けている。
ミクは知っているのです。ドナルドがミクの目を見つめられない理由を。
だから何も言えなくなる。

じゃあ、それならせめて手をつなごうよ。
あなたにもっと近づきたいの。
ポテトを食べてぶっ飛んじゃおうか。


もう一つは『今日だけは 帰さないんだからっ!』という部分。
遊園地だけでは満足できないとばかりに、ドナルドをジャズバーへ誘うミク。
(お酒は二十歳になってから!)
今日だけは。ここが重要です。
デートをするのは、明日、日曜日である今日でなければならなかった。
二人にとっては、昨日でも明日でもだめなのです。

今日だけは一緒にいてほしい。
お願いだから…。


ミクは必死に「はしゃいでいる自分」を装っていたのでしょう。


細切れでごめんなさい。続きます≫その3ex

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